プログラミング基礎が理解できない人に向けて【JavaScript基礎講座】

いざプログラミングの基礎勉強を始めたけど
- なかなか基礎勉強が進まない
- 勉強しても基礎を理解できない
- 基礎知識をどうやってプログラムに使うのかイメージできない
と悩んでいる人がいると思います。

自分もプログラミングを始めた頃は、わからないことだらけで頭がパンクしていました(汗)
この記事を書いている僕は、プログラミング歴10年以上のプログラマーです。
詳細:プログラミング未経験の新卒が10年間プログラマーとして仕事して思うこと
プログラミングの基本知識を理解するポイント
プログラミングの基本知識である変数や条件分岐などを理解するポイントを紹介します。
変数は「箱をイメージ」して理解
変数とはプログラムで扱われるデータの読み書きする記憶領域です。

変数は数字や文字を入れたり出したりすることが出来る箱とイメージすると理解しやすくなります。
サンプル:変数(箱)に数字を入れる
hakoという変数名の変数(箱)に数字「0」を入れて作成し、「1 + 1」の結果「2」を入れるプログラミングです。
let hako = 0;
hako = 1 + 1;
サンプルの解説
- 1行目
- hakoという変数名で変数を作成しています。また初期値として数字「0」を入れています。
- 2行目
- 変数のhakoに「1 + 1」の結果「2」を入れています。
- いまいち理解できない
- 変数名の付け方がわからない
- 変数名にルールってあるの?
- 変数名でよく使われている"i"とか"tmp"って何?
if文の条件分岐は図を使って理解
if文は『もし~ならば』とプログラミングで処理を分岐することができる演算子です。

if文を理解しやすいコツは「文章や図で解釈する」とシンプルに考えることができます!
サンプル:もし~ならば
if文で「もし~ならば」という条件でif文を使った基本サンプルです。「もし国が日本ならば」という条件式です。
let country = 'japan';
let language = '';
if (country == 'japan') {
language = 'japanese';
}

サンプルの解説
- 1行目
- countryという変数にjapanを代入
- 2行目
- languageという変数を宣言して初期値の空文字を代入
- 3行目
- if文で「もしcountryがjapanならば」という条件式を定義
- 4行目
- 3行目で定義したif文の条件に該当する時だけlanguageへjapaneseを代入する
- 演算子ってなんだか難しそう
- 条件分岐がよくわからない
- else ifとかelseやandやorとか混乱する
- if分の!(ビックリマーク)ってどういう意味?
ループは「繰り返し処理は表をイメージ」して理解
ループ処理とは、同じ処理を繰り返し行うプログラムのことをいいます。

ループ処理で難しくなる2重ループを理解するコツは「作りたいデータをしっかりイメージすること」「表をイメージすること」です。
for文のループ処理
for文は「指定した回数だけ繰り返し処理」を行います。
for文の構文
for (初期化式; 条件式; 変化式) {
}
- 初期化式
- ループ処理をはじめるときに実行する処理
- 初期化式は最初の1回だけ実行
- 条件式
- ループ処理を続ける条件
- ループ処理が1週回るたびに判定
- 変化式
- ループ処理が実行された時に実行する処理
- ループ処理が1週回るたびに実行
for文を使ったサンプル
for (let count = 0; count < 10; count++) {
}
- ループ処理の書き方がわかない
- 2重ループがややこしくて難しい
配列は「タンスをイメージ」して理解
配列とは、変数などの複数データを1つにまとめたデータ構造またはデータ型です。

配列は「“値が入った変数(箱)"をたくさん収納するタンス」をイメージすると理解しやすくなります。
サンプル:配列へ変数を格納
プログラムで配列へ変数を格納する基本的なサンプルコードを解説します。
let hensu = 1;
let hairetu = [];
hairetu[0] = hensu;
hairetu[1] = hensu;

サンプルの解説
- 1行目
- hensuという変数を宣言して、数字の「1」を代入
- 2行目
- hairetuという配列を宣言
- 3行目
- hairetuの要素0番目にhensuを代入
- 4行目
- hairetuの要素1番目にhensuを代入
- なんか複雑でよくわからない
- データ構造が理解できない
まとめ【プログラミング基礎を理解するコツを解説】
プログラミング未経験から始めるJavaScript入門講座としてプログラミングの基礎知識を解説しました。
自分もはじめは基礎が理解できず苦しみましたが、続けていれば基礎が繋がり自然とプログラムをスラスラと書けるようになります。
滅気ずにがんばってください!
プログラミングの学習ポイント
プログラミングを理解するための学習ポイントを6つ紹介します。
1.暗記しない
プログラミングは暗記しても上達しません。たとえば料理やスポーツも本を読んで上達しないのと同じようにプログラミングも本を読んで理解するだけでは上達しません。
2.基礎から学ぶ
基礎知識の変数や条件分岐、繰り返しなどから学びます。挫折しないように基礎は完璧に理解しないでザックリと一通り学ぶのが重要です。
3.理解を深める
学んだ基礎知識を実際にプログラミングをすることで理解を深めることができます。たとえばサンプルプログラムを少し変更してカスタマイズするなどがおススメです。
4.コードを読む
他人のコードを読むことで、プログラミングのスタイルや効率的なコードの書き方などを学ぶことができます。
5.コミュニティに参加する
オンラインのフォーラムや勉強会などに参加して、他のプログラマーとの交流を持ちアドバイスをもらうことができます。
6.楽しもう
プログラミングは楽しむことが大切です!学習を続けるためにはそれを楽しむことが大切です。
問題集:
JavaScript版の基礎知識を使った練習問題
PHP版の基礎知識を使った練習問題
最後まで読んでもらいありがとうございます。
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