仮想通貨が貰えるWeb3.0時代のブラウザ Brave について

ネットサーフィンしているだけで仮想通貨が貰える Brave というブラウザをご存じでしょうか?Web3.0時代の次世代ブラウザといわれる Brave について紹介します。
- 仮想通貨BATが貯まる
- 広告が表示されない
- プライバシー保護に重点を置いている

ガチでBraveブラウザを使うだけで仮想通貨が貰えます!仮想通貨取引をしている人も知らない人もBraveブラウザを使うことをオススメします。
Braveのダウンロード:https://brave.com/ja/
Braveブラウザの特徴
仮想通貨が稼げてしまうWeb3時代の次世代ブラウザBraveの特徴を紹介します。
Braveブラウザの大きな特徴は3つです。
- BATという仮想通貨が貰える
- Webページ上のWeb広告やYoutubeなどの動画広告が表示されない
- プライバシー保護に重点を置いている
では、詳しくBraveブラウザの特徴を紹介します。
BATという仮想通貨が貰える
Braveブラウザを使っているだけで仮想通貨BATが貰えます。

ブラウザ使っているだけで仮想通貨が貰えるって。。。詐欺なの?
確かにそう思いますよね。でも詐欺でなく、本当に仮想通貨が貰えます。
実際に獲得した仮想通貨BATは 0.250BAT でした
自分が貰った仮想通貨BATをお見せします。

これはBraveのホームページで右側に獲得したBATが表示されます。2021年12月にBraveを使って 0.250BAT 貰いました。
![[2022年1月時点] BATのチャート画面 - bitflyer](https://uteee.com/wp-content/uploads/2022/01/content_8702_2.webp)
ちなみにBATの価値は 1BAT = 120.50円 です。
(2022年1月時点)
ブラウザをBraveにしてインターネットしているだけで 30.125円 貰ったことになります。
安いと思うかどうかはあなた次第ですが、BATが値上がりするかもしれないっと考えると夢があると思いませんか?
Web広告が表示されない
BraveではWebページに表示される広告が表示されません。Webページの画面いっぱいに表示されたりと広告って邪魔ですよね。
あとYoutubeで動画広告が再生されません。

え?Youtubeの動画広告も表示されないの?めちゃ便利じゃん!
ぶっちゃけYoutubeプレミアムに課金しなくても広告なしで楽しめちゃいます!
他のブラウザより動作が速い
さらにWeb広告が表示されないので、Webページの表示スピードが早くなります。
通信データ量が節約される
Web広告が表示されないので、Web広告の通信データ量が節約できます。地味に通信制限かかりそうな月末とかには助かります。
プライバシー保護に重点を置いている
他のブラウザよりBraveはプライバシー保護に重点を置いた設計となっています。
実はGoogleはGoogle Chromeブラウザを使って私たちの情報を色々と収集しています。

Chromeブラウザが私たちの情報を収集ってマジですか?
はい。私たちの「どういったサイトに興味がある」や「どういった商品を購入した」などを収集しています。
こうしてGoogleは私たちの情報を大量に収集してビッグデータを作成しています。

知らず知らずのうちに私たちは色々な情報を企業に提供しています。
その目的は、適材適所に広告配信するためです。
つまり広告配信の価値を高めてGoogleは企業から広告出稿の収益を得ています。
その額は、2020年時点で1,817億米ドルです。
参照:https://www.statista.com/topics/1001/google/#dossierKeyfigures
こういった私たちの情報が搾取されていることに懸念を抱いて開発されたのがBraveになります。
Braveブラウザに関して

Braveブラウザについて詳しい内容を紹介します。
参照記事:強力な支持層を誇るブラウザ「Brave」を徹底レビュー
Braveブラウザとは
Braveブラウザは2019年の末にサービスを開始しました。
作成者した人はJavaScriptの生みの親「Brendan Eich氏」
Braveブラウザは、Brian Bondy氏とBrendan Eich氏によって作られました。Brendan Eich氏はJavaScriptの生みの親でMozila(ブラウザ「Firefox」の開発元)の共同創立者です。
Mozilaと聞くとITに詳しい人は興味惹かれるのではないでしょうか。
Chromeと同じオープンソースブラウザの「Chromium」上に構築
Braveブラウザは、オープンソースブラウザの Chromium をベースに構築されています。ちなみにGoogle Chromeも Chromium がベースで構築されています。
CromiumはGoogle Chromeが所有権を持っている要素を一切排除した開発版です。
またBraveは、Firefoxと同様のMPL(Mozilla Public License)に基づいたオープンソースで構築されています。
標準で広告をブロック
Braveブラウザでは、標準で広告ブロックが搭載されています。これにより広告表示による「ネットワーク通信」と「処理の負荷」が軽減されます。
広告ブロックでネットワーク通信軽減
広告が表示されないので、広告画像を取得する際のネットワーク通信が軽減されます。
広告ブロックで処理の負荷軽減
広告が表示されないので、広告表示に必要な処理の負荷が軽減されます。
ビジネスモデル
Breveのビジネスモデルは、Braveの独自ネットワークに登録された広告を配信することで収益を得ているようです。つまりはGoogleなどのサードパーティのネットワークではなくBrave独自のネットワーク上で承認された広告を配信することで収益を得ています。
広告閲覧で報酬がもらえる
Braveで広告を閲覧したユーザに70%の報酬をBAT(Basic Attention Token)で配られ、ユーザにも還元しています。
Google Chromeと同程度に安全なセキュリティ
BraveはChromiumで構築されています。つまりGoogle Chromと同程度の安全なセキュリティといえます。
ほかにもBraveには独自のセキュリティ機能が備わっています。
- ブラウジング中に安全なパスワードを作成し、保存できる自動のパスワードマネージャーが備わっている。
- サイト毎に自動再生機能へのアクセスを管理できる。
- クッキーを制御し、サイトからのスクリプトをブロックできる。
- Tor Projectによるプライベートブラウザウィンドウの機能が含まれているため、安全安心なネットサーフィンが可能。
またBraveはP2P分散ファイルシステムプロトコルであるIPFS(InterPlanetary File System)をネイティブサポートしました。
参考:Braveが非中央集権Webをブラウズする「IPFS」をサポート 政府で禁じられたサイトへもアクセス可能に
BAT(ベーシック アテンション トークン)とは
BATはベーシック アテンション トークンの頭文字です。
BATの利用方法
BATは、好きなコンテンツクリエイターへチップとして使用できます。例えばネットサーフィンしていて参考になった記事へBATでチップを送ることができます。
ほかにも暗号資産として保有することもできます。
BATを獲得方法
BATは、Braveネットワーク上に登録された広告を表示することでBrave Rewardsプログラムを通じて獲得することができます。
BATの価値
BATは仮想通貨なので価値は日々変動しています。なので、ここでは割愛させて頂きます。詳しくは仮想通貨取引所のチャートを参照ください。
Braveブラウザの登場背景について
あなたはどのブラウザを利用していますか?Google Chromeですか?Edge?Safari?
まず既存のブラウザのシェア率から見ていきます。
ブラウザのシェア率は圧倒的にGoogle Chrome
ブラウザのシェア率を見てみます。
ブラウザ | シェア率 |
Chrome | 63.80% |
Safari | 19.60% |
Firefox | 03.91% |
Edge | 03.99% |
Opera | 02.35% |
Samsung Internet | 02.85% |
2020年12月~2021年12月時点のブラウザシェア率を見るとGoogle Chromeが圧倒的なシェア率となっています。
参照:https://gs.statcounter.com/browser-market-share
ここでGoogle Chromeに関して衝撃的なことをお伝えします。シェア率が 63.80% もあるGoogle Chromeはあなたの情報を収集しているってことをご存じでしょうか?
Google Chromeはあなたの情報を収集している
衝撃的なパワーワード💦
Googleは、Google Chromeを使って私たちから情報を収集しています。そうやってGoogleは、私たちの情報を収集してビッグデータを構築しています。
ビッグデータを使って広告配信の精度を高めている
そのビッグデータを使って精度の高い広告配信を実現しています。
ビッグデータ上に保存されたあなたが閲覧したWebページや購入した商品をAIに分析させて、あなたの趣味嗜好にマッチした広告を配信されます。
そうした精度の高い広告配信をGoogleは各企業へ提案しています。そして企業はGoogleへお願いして広告配信を依頼します。
こうやってGoogleは売り上げを伸ばしてきました。
Googleの収益は1,817億米ドル
そんなGoogleの収益を見てみます。
2020年時点のGoogleの収益は 1,817億米ドル です。
参照:https://www.statista.com/topics/1001/google/#dossierKeyfigures
また2021年第3四半期時点のYoutubeの広告収益は 100万米ドル です。
参照:https://www.statista.com/statistics/289657/youtube-global-quarterly-advertising-revenues/
収益から見ても圧倒的です。
Googleの収益を生み出しているのはユーザである
このGoogleの圧倒的な収益を生み出しているのは何なのでしょうか。
それは私やあなたであるユーザです。
私たちは無料で使えるGoogle ChromeやGoogle検索、Youtubeを利用して、Googleへ情報を提供してGoogleのビッグデータの精度を高めるために日々作業をしています。
無料の代償
つまり無料の代償に情報と時間をGoogleへ提供しています。
ここで疑問に思います。
「何かおかしくね?」「私たちはGoogleの養分なの?」
そうした事に異議を唱えて生まれたのがBraveブラウザです。
Braveの問題?
Braveでは「広告閲覧したユーザにBATで還元」や「サイト上の広告ブロックで負荷軽減」などユーザに重きを置いたビジネスモデルで素晴らしいブラウザです。
ですが、批判もあります。
Braveは広告表示のためにトラッキングしている
Braveは広告を表示するためにトラッキングを行っています。つまりはGoogleと同様じゃないの?っと批判されています。
BAT報酬を餌に広告閲覧を促している
Braveでは広告閲覧によりBATを報酬としてユーザへ還元しています。つまりBATの報酬を餌にして広告閲覧を促しています。これは広告閲覧を避けるBraveユーザとニーズが合わないのでは?っと批判されています。
コンテンツクリエイターは報酬が減少
コンテンツクリエイターはBATで報酬を受け取ります。BATが自国の通貨より価値が低いと収益が低くなります。また広告収益を得ているYoutuberなどは結果的に収益減となると懸念もあります。
Braveを使った感想

Braveを使って感じた感想を紹介します。
使用感がGoogle Chromeと同じ
自分はGoogle Chromeブラウザをずっと使ってきました。
そしてBraveブラウザへ切り替えましたが、Braveの使用感はGoogle Chromeと全くと言っていいほど同じでした。
BATが貯まる
Braveブラウザを利用してネットサーフィンするだけで仮想通貨BATが貯まる点です。2022年時点では仮想通貨BATは数百円の価値ですが、今後はBATの価値が高まる可能性だってあります。
BATを貯めて価値が値上がりするのを夢を見ていますw
Web広告が表示されない
BraveブラウザでYoutubeを見ていると広告が一切表示されません。これまではYoutubeでは、動画広告が2回連続で表示されたりしていましたが、Braveだとその煩わしさがなく快適です!
Amazon Musicが再生されない
Amazon Musicがエラーになって再生されないです。なので、Amazon Musicを再生する際はGoogle Chromeを使うようにしています。
まとめ
今回はBraveブラウザについて紹介をしました。昨今ではプライバシーやトラッキングに関して懸念されています。ですが、Google社が提供するツールやAndroidとの相性などでGoogle Chromeが大きくシェアを獲得しています。
今後はプライバシーなどの問題に感じる人が多くなるとBraveのシェアが伸びていくかもしれません。
みなさんはBraveを使いますか?それとも…
参照記事
参照:強力な支持層を誇るブラウザ「Brave」を徹底レビュー
参照:Braveはただのブラウザではない。それはトークンが作るWeb3エコシステム
参照:Web3ブラウザ「ブレイブ」、5,000万MAUを突破
参照:使うだけで稼げる!?WEB3.0 の高速ブラウザ Brave の使い方!
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